桐の比重は、国産樹種のなかでも最も小さく、その為古くから桐たんす等は輸送手段の発達していない時代には持ち運びに重宝されました。
乾燥した桐材は収縮率が少なく、引き出し等をぴったり隙間なく作ることができます。このため桐箱や桐たんすの内部は外気を遮断し温度や湿度の変化を受けにくくなります。
桐は乾燥すると細胞の内部が乾いた空気で満たされるので、熱伝導率が低いのも特徴です。その為、桐たんすが火災に強いと言われています。また熱を受けても割れにくい素材でもあります。
外気を遮断した桐箱や桐たんすの内部は、木材固有の恒湿作用が働き、湿度を一定に保ちます。桐材が湿度変化に反応し、湿気を吸放出することで湿度を一定に保とうとします。物の保存にも最適な条件を作ります。
乾燥した桐材は、虫が付きにくいという特徴があります。
桐の抽出成分の中に、防虫効果がある成分のパウロニンやセサミン等が含まれるためです。
実は極めて腐りにくいのが桐材です。
桐材に防腐力が高いタンニンが大量に含まれていますので、腐りにくく長年ご利用頂けます。




